第115回 大江戸散歩の会 令和6年5月開催 新選組ふるさと散歩 「日野宿場町~土方歳三記念館跡~石田寺~高幡不動尊」 |
《散歩道のご案内》 江戸幕末期に甲州街道5番目の宿場町「日野宿本陣」の当主であった佐藤彦五郎が「天然理心流」と出会ったことが、幕末の歴史の大きな転換点となります。日野宿を何度か襲った大火をきっかけに宿場の治安を自衛で守る必要を痛感した佐藤彦五郎は、剣術、居合術、柔術などの総合武術である「天然理心流」に入門。やがて本陣の長屋門を改装し、ここを天然理心流の道場「佐藤道場」とします。その折に道場で剣術を教えることになったのが後の新選組局長・近藤勇でした。そしてこの道場で出会い、共に稽古に励んだのが、沖田総司、井上源三郎、そして佐藤の義弟であった土方歳三ら、新選組の主要メンバーでした。 特に新選組副長の土方歳三は日野宿の中心的な人物であった佐藤彦五郎の妻(のぶ)の弟で、義兄の佐藤が天然理心流の道場を建てると歳三もそこで剣術を学びました。新選組が京都で結成された後も、歳三が江戸に帰る途中には日野宿に寄り、日差しの良い日野宿本陣で昼寝をしたという言い伝えも残っています。また六番隊組長、井上源三郎の故郷も日野市であり、今でも新選組の歴史が息づく街であるといえます。なお、日野宿本陣は東京都で唯一江戸時代のまま残された貴重な文化財です。新緑が眩しい季節、日野宿~土方村~高幡不動尊の新選組の歴史道を楽しく歩きましょう!!! 《参加費・開催日・集合場所等》 ◆参加費等=1人1,900円 *初参加者=500円 *その他入館料等自己負担金額=合計550円 ①新選組ふるさと歴史館+日野本陣の共通入場料=300円 ②多摩モノレール乗車賃=110円✕2回=220円 ◆開催日=同じ散歩コースを月に2回開催します。 1回目=5月12日(日) 定員18人 最低参加人員10人 2回目=5月19日(日) 定員18人 最低参加人員10人 代替開催日=5月26日(日)雨天中の代替え開催日です。 ◆集合場所=JR中央線「日野駅」改札を出たところ(改札は1箇所) *会の白い小旗が目印です。 ◆集合時間=午前10時15分 *20分には出発します。時間厳守。遅刻した場合は 駅で「宝泉寺」を聞いて追って下さい。 ◆解散=京王線「高幡不動駅」午後4時頃解散 ◆ランチ=持参のお弁当を「日野市スポーツ公園」の芝生でランチです。敷物をお忘れなく。(日野駅周辺のコンビニに立ち寄ります) ◆最終連絡=各開催日前日午後6時までに会のホームページTOPに掲載します。開催に伴う注意事項、雨天の際の中止のお知らせなどを掲載します。必ず確認して下さい。 ◆緊急連絡=080-9712-1337(管理人:伊藤まで) ≪その他注意事項≫必ずお読みになって同意の上お申し込みください。 JR日中央・総武線「日野駅南口」→宝泉寺(井上源三郎菩提寺)→八坂神社(天然理心流奉納額)→井上源三郎資料館(外観)→とんがらし地蔵(沖田総司ゆかり)→渡邉家店蔵→大昌寺(名主:佐藤家菩提寺)→市役所通り→新選組ふるさと歴史館T(見学・休憩)→佐藤彦五郎資料館(外観)→日野宿本陣(見学・休憩)→日野宿交流館T(見学)→市民の森スポーツ公園T(休憩・ランチ)→甲州街道→多摩モノレール:甲州街道駅T(乗車)・・・【120円】・・・万願寺駅(下車)→土方歳三資料館(休館中)→土方村散策→とうかん森→石田寺(土方家菩提寺)→多摩モノレール万願寺駅T(乗車)・・・【120円】・・・高幡不動駅→高幡不動尊散策T→京王線:高幡不動駅(解散) ★参加申込みはTOPに戻って「申込み方法」を参照してお申し込み下さい。←クリック |
都内で唯一残された「日野宿本陣」 |